【リノベ】想い出の実家を、木のぬくもりと光で再生

思い入れのあるご実家を、木のぬくもりや素材の風合いを活かしてリノベーションしました。
築31年。以前は壁に囲まれ、光が入りにくかったキッチンを、明るい対面キッチンへと変更。
リビング・ダイニングとひと続きの、開放感のあるLDKへと生まれ変わっています。
自然素材のやさしい質感が空間全体に広がり、時間とともに味わいを増していく住まいに。
料理をしながら家族と会話ができ、ダイニングテーブルを囲む時間が自然と増える——
そんな**「これからの暮らし」を大切にした実家リノベーション**です。
建て替えではなく、想い出を残しながら、今の暮らしに合わせて整える。
住み継ぐ家だからこそ叶えたい、心地よさがあります。


Point1 スッキリ快適な「2WAY玄関」

直線だけでは表現できない、
やわらかな表情をつくる漆喰アーチ。

玄関ホールに設けた「ただいま手洗い」。
帰宅後すぐに手を洗える動線は、花粉や汚れを室内に持ち込まない工夫です。
来客時にも使いやすく、
洗面室まで案内する必要がないのも嬉しいポイント。
Point2 モルタル天板のオリジナル洗面化粧台

モルタル天板とタイルで仕上げた、造作洗面。
ひとつひとつ表情の異なる素材が、
空間に程よいアクセントを与えてくれます。
便利な三面鏡のサイドには、
ティッシュ収納をすっきりと埋め込みました。
Point3 暗かったキッチンを明るい対面キッチンに!

リノベーション前は、
壁に向かい、光が入りにくかったキッチン。
間取りを見直し、
対面キッチンに変更することで、
木のぬくもりをたっぷり感じられる
明るいキッチンダイニングへと生まれ変わりました。
料理をしながら家族と会話ができ、
食事の準備も、くつろぐ時間も、
自然とこの場所に集まる空間に。
暮らしの中心が変わると、毎日が変わります。

キッチンに合わせて設えた、造作カップボード。
中央には、淡い色合いのタイルを張り、
空間全体にやさしいアクセントを加えました。
使い込むほどに色合いや艶が変化し、
住まいと一緒に歳を重ねていきます。
Point4 ナチュラルな雰囲気の畳敷きスペース

リビングと畳のお部屋をつなぐ、
アーチ状の下り壁がアクセントになった空間。
やわらかな曲線が、
空間をゆるやかに区切りながら、
視線や気配は自然につないでくれます。

畳敷きの空間は、
ごろっと横になったり、
来客時の客間しても活躍します。
暮らしに合わせて使い方が変えられる、
多用途な和のスペースです。
Point5 どこか懐かしい感じの照明があたたかみのある雰囲気を演出

青森駅前にあるインテリアショップ「NICOSTOCK Furniture」の
照明や家具を取り入れながらリノベーション。
空間の雰囲気や素材感に合わせて、
照明・家具までトータルでコーディネート。
住まいの完成度を、さらに高めています。

メカニカルなデザインの、トグルスイッチ。
「カチカチ」とした操作感が心地よく、
毎日の動作に、ささやかな楽しさを添えてくれます。
照明や空間の雰囲気に合わせて選ぶことで、
機能でありながら、
インテリアの一部としても存在感を発揮。
使うたびに、ちょっと気分が上がる。
そんな遊び心を取り入れました。

空間全体がやさしく、明るい印象に大きく変わりました。

アーチ状の下がり壁の先には、
広めに設けたウォークインクローゼット。
空間をやさしく区切りながら、
視線は抜け、動線はスムーズ。
日常使いの衣類や小物を、
まとめて収納できる使いやすさが魅力です。
扉で完全に仕切らないことで、
出し入れもしやすく、
暮らしに自然と馴染む収納空間になりました。
BEFORE





















